胆のうがんを早期発見するには

患者

人間ドックに行こう

胆のうがんは早いうちに発見されれば、手術により完治を期待できます。早期発見の鍵は、健康診断や人間ドッグなどで行われる超音波検査です。超音波検査とはエコーのことで、受けられたことがある方も多いのでないでしょうか。定期的にいかれている方は必然的に胆のうがんが出来れば、この検査でがんの早期発見が出来ます。なので、定期的に人間ドックなどで超音波検査をしましょう。

超音波検査(エコー)

胆のうがんは、袋のような形状の臓器で、袋の中で腫瘍が大きくなってもご自身では気づきにくいです。なので胆のうがんの早期発見は難しいことが多いですが、超音波検査をすると、体内にある発見しにくい胆のうにある腫瘍も画像化することが出来ます。腹部エコーをすれば、探触子という器具で、腹部をなぞることで内臓の状態を調べることが可能です。このように胆のうがんは超音波検査で早期発見することが出来ます。

再検査はきちんと受ける

超音波検査を受けて、6人に1人は胆のうポリープというものが見つかります。このポリープが発見された場合は定期的に健診に行かれることをおすすめします。そうすれば、このポリープの進行具合をきちんと見ることが出来るので胆のうがんになったとしても適切に治療を行うことが可能です。胆石症であっても胆汁が滞るので、経過観察を続けたり再検査と言われたらきちんと行くようにしましょう。経過観察は最低でも5~6年行ってください。

胆のうがんの治療

治療の選択肢

胆のうがんは化学療法や放射線治療で完治することは厳しいです。手術で胆のうがんを切除出来るようであれば、まずは切除手術を行いましょう。ただし、実際に切除出来るがんは60~70%の割合です。最近では遺伝子治療という最新医療も選択できますが、保険が効かずかなり高額になります。

無症状の胆のうポリープが見つかった

超音波検査で胆のうポリープが見つかり、症状も出ていなければ、経過観察をします。経過観察中に形状がかなり変化していたり、大きくなっていたりした場合や、コレステロールポリープでないとはっきり判明した場合は、医師が手術の必要があると判断されます。

手術の種類

腹腔鏡下胆のう摘出手術・開腹胆のう摘出手術・全層胆のう摘出手術・拡大胆のう摘出手術があり、腹腔から徐々に手術の範囲が大きくなっていきます。腹腔鏡下胆のう摘出手術は、ポリープが壁の表面にのみ出来ていると言える患者に行われます。負担も少なく、回復も早いです。胆のうがんが進行している時は開腹手術をします。

遺伝子治療

最新医療のひとつに遺伝子治療があります。この遺伝子治療はお腹を開く必要がなく、体に負担をかけることがありません。しかし、保険が適用されていないので、高額の治療費がかかります。

手術により影響

胆のうは胆汁を一時的に貯めておく役割なので、胆のうを摘出しても、胆汁が胆管を通ることに問題が無ければ、特に支障はないです。お腹を下すことはありますが、徐々に適応してきますので、普通の生活にすぐに戻れます。しかし胆管も切除した場合は、腸の一部を胆管の代わりのような道として確保する必要があります。

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